ネットビジネスでの失敗談

 

 

私は失敗したことがない。

 

ただ、1万通りのうまく行かない方法を

 

見つけただけだ。

 

トーマス・エジソン

 

 

今回は過去に僕が、ネットビジネスで詐欺られそうになった時の話です。

 

詐欺という言葉をあえて使ってますが、これも視点によって解釈が変わってきます。

「私は被害者だ~!」

と、ただ言ってるだけでは成長はありません。

 

大事なのはそこからどう考えて、どう行動するかだと思います。

、、と前置きはまあよしとして。笑

 

この話の時間軸としては僕がまだホームページ集客も始めてなくて、店も赤字続き、減った収入をなんとかしようと副業を探していた頃の話です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
自営業者が副業でアフィリエイトをはじめた物語

 

忍び寄る情報弱者への足音

 

あの頃の僕は、ネットビジネスの「ネ」の字も知らないぐらいの純情ウブっ子で、

「ネットビジネス 副業」

「ネットビジネス 初心者」

というキーワードで一生懸命に検索していました。

 

もちろん良心的なサイトもあると思いますが、僕が見つけたのは運良く(笑)詐欺的なサイトでした。
おそらく今現在もあると思います。

 

そこは漫画風にわかりやすく説明していて、まさにネットビジネス初心者用に作られたサイトでした。

 

とりあえずメールアドレスを登録すると、毎日「音声動画」のようなメールが送られてきます。

「他のメルマガは全て解除して下さい。

ネットビジネスは、ここ以外全て詐欺師ばかりです。

詐欺師ばかりのネットビジネスの世界を変えたい!」

と前半部分は、いかに自分は正しい事をしているかをアピールします。

 

当時ウブだった僕は、

「この人はきっといい人なんだ。

情報弱者のために頑張っている人なんだ」

とすっかり洗脳が完了しているご様子で。

 

そして後半は、ネットビジネスで具体的な稼ぎ方をPDFファイルで送られてきます。
ざっくり言えば、「トレンドアフィリエイトの動画版」というイメージですね。

 

まずYahoo!ニュースなどでトレンドニュースを調べ、ネタを決めたら関連する画像を20~30枚ほどダウンロードします。(この画像も著作権の問題があるので、引用元URLもコピーしておきます。)

 

そしてその集めた画像を動画編集ソフト(無料で有名なやつ)を使い、いわゆるスライド式の動画を作ります。

 

音楽も著作権フリーのものをダウンロードして使います。
その完成した動画を、YouTubeにアップロードして広告収入を狙っていくやり方です。

 

YouTubeはグーグルが運営しているので、いわゆるSEOが強いという所を狙った方法ですね。

 

同じトレンドアフィリでも文字で表現するブログ運営よりも、動画で実践した方がより集客しやすいという内容でした。

 

その頃の僕は、とにかく情弱だったのでその話を鵜呑みにしていましたね。
実際に実践してみると、だいたい約1時間ぐらいの作業で「1動画」作成する事ができました。

 

そしてそれを毎日作業して、できるだけ多くの動画を量産していきます。

 

数日作業すると、さすがはYouTubeです。
わずか数円ですが確かに収益が発生していました。笑
そのタイミングで、とあるツールの紹介メールがきます。

 

このツールはいわゆる動画作成ツールで、さっきまで1時間かかっていた動画の作業時間を「10分に短縮」できるというものでした。

 

そうなると、だいたいのネットビジネス初心者は

「おお~!そんな便利なものが!」

という、よくあるテレビショッピングのようなリアクションをしてしまいます。

 

価格は当時で1万5千円ぐらいだったと思います。

「これがあれば月100万以上も可能です!」

みたいな事を言っていて、当時すっかりテンションの上がっていた僕はもちろん購入しました。笑

 

確かにツールを使って動画をドンドン量産できるので、頑張って作業すればツール代ぐらいは回収できそうでした。

 

ただ、情弱の僕なりに最初の無料動画ソフトで動画を作成してる頃から、ある思いが頭の隅にありました。
その「思い」とは、、

 

「なんかこの動画クソダセえ、、」

 

この思いが常に頭の中にあったんですが、「お金を稼ぐためだから!」と自分に言い聞かせて、どこか自分を誤魔化していました。

 

スライド式動画というのはもちろん需要もあるし、それ自体は別にいいと思います。

 

ただ、ここで作成したスライド式動画は今だからこそ言えるんですが、よそからかき集めた画像、画像の質もバラバラ、音楽も単調、全体的に情報不足。

 

せめて画像の中にコピー(文章)の補足があれば、情報不足も解消されて少しは動画としての質も高める事ができます。

 

しかし、そこのやり方としては、

「質なんかどうでもいい、とにかく稼げればいい!」

という考え方でした。

 

情報弱者でも感じた違和感

 

ネットビジネス初心者なりに、当時の僕はすごく違和感を感じてました。

 

「こんなゴミ動画ばかり作って、本当にこれでいいのか?」

 

1週間も作業していると1,000円ぐらいにはなりましたが、なんせ作業内容が単調だし、自分に興味ない事もネタにするので、、、そんなタイミングで次のメールがきます。

「この素晴らしいツールを今度はあなたが販売しませんか?」

この時点でまだ千円ぐらいしか稼げてないのに、何十万円も稼いでいる先輩としてツールを販売しないか?と。
参加費は確か10万円ぐらいでした。

 

ツールを販売するわけですから売れたら、

「その人をサポートして下さい!」

との事でした。

 

実際に僕がツールを購入するまではサイト主ではなくその弟子という方が、メールサポートを担当してましたね。簡単に言えば今度は僕がその弟子にならないか?というオファーです。

 

、、、で、結局辞めました。

 

理由は、まず自分がこのツールや動画に対してすごくモヤモヤしていた事。
そしてこのモヤモヤするものを、世間に広める事へのダブルモヤモヤです。

 

そして、それを機に動画を作成する事も辞めました。
結局、ツール代回収までやらなかったんですが、確かにやり続ければツール代回収ぐらいは可能だったと思います。

 

ですので、ただ「稼ぐ」という視点ではウソではない話なんですが、

「月100万以上可能!」

はちょっと言いすぎだと思いますけどね。笑

 

ただ稼ぐだけでは、それは労働収入と変わりません。
いかに「稼ぎ続ける」かが大事だと思います。

参照記事→「稼ぐ」と「稼ぎ続ける」の違い

 

仕掛ける側と仕掛けられる側の関係性

 

今の僕が改めて、このサイト主のやり方を見てみると、

「うまいことネットビジネス初心者を利用しているな」

と言うところです。

 

この利用という言葉は、悪いという意味ではないです。
うまく操ってるという感じですね。

 

このサイト主は完全に、「ネットビジネス初心者」をターゲットにした戦略です。

 

サイトのコピー(文章)を読めば分かりますが、初心者が反応しやすいコピーをあえて使っています。

 

逆に言えば中級者以上の人は、反応しないコピーです。
そしてこのツールが売れた報酬は弟子に入るので、この時点ではまだサイト主の報酬は0円です。

 

そして最後のオファー「ツール販売しないか権」(10万円ぐらいの)が売れれば、そこで初めてサイト主に報酬が入ります。

 

この高額のツール販売権まで初心者を誘導するまでに、同じ初心者を使ってそれまでのサポートもやってもらう。

 

ようは人件費を一切使わずに、弟子が一生懸命サイト主の為に働いてくれるという図式になります。
弟子は一見、自分が仕掛ける側にいるように錯覚しますが、これではまだ仕掛けられる側です。

 

弟子はサイト主から与えられた事をやっているだけなので、サイト主が機能しなくなったら(辞めたら)、弟子たちは何もできなくなります。

 

ようは自分で価値を作り出す力が育たないわけです。

 

これは動物の世界に例えると、親鳥がいつまでもヒナに餌を与え続ける事に似てます。
自分の力で餌を手に入れれるように育てていない。

 

こういうやり方だとこのサイト主の元にいる以上、弟子は自立するのは難しいかもしれませんね。

 

本当にいい師なら、弟子を自立させる事も考えて教えてあげる事が必要だと僕は思います。

 

話をまとめてみると

 

「え?結局お金は多少は稼げたんだから、詐欺じゃなくない?」

、、、はい。だから「詐欺られそうになった話」なんです。笑

 

実はこの後に30万円する高額塾に入会して、思いっきりガチめに詐欺られましたけど。。^^;
あ、そっちの話の方がよかったですか?

 

「詐欺」と一言で言っても、それは見る視点によって変わります。

視点についてはこちらの記事を参照→アフィリエイトと視点

 

あきらかにどうしようもない詐欺的なものもあれば、いいものであっても扱う人次第で、悪いものになってしまう場合があります。

 

包丁なんかもそうですよね。
稼げる教材であってもそれを実践する人次第で、結果が大きく違ってきます。

 

ヘンリーフォードのこういう言葉があります。

 

 

あなたが転んでしまったことに関心はない。

 

そこから立ち上がることに関心があるのだ。

 

 

「詐欺だ~!」と騒ぐだけで終わらずに、その経験から何を学ぶのか?
そしてこれからの人生に、どう生かすのか?が大事だと思います。

 

僕のようにブログのネタにしてもいいですし。

 

というわけで、今回は僕の過去話を少しさせていただきました。

 

 

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